足がつる、こむら返りは多くの人が経験している症状です。運動中や真夜中などに急に足がけいれんし、激しく痛みます。
こむら返りを経験した人は「なるべくなら、繰り返したくない」と思うでしょう。
スピリチュアル的な視点では、私たちの体と心、魂の3つは三位一体と捉えられています。
それぞれは別々に存在しているのですが、ともに重なり合っているのです。そのため、私たちの体に起こるすべての症状にはスピリチュアルな意味が込められているのです。
今回は、「足がつる、こむら返り」にはどのようなメッセージが秘められているのかについて紹介します。
ヒーラーの啓思(けいし)が、足がつる・痙攣がお告げするスピリチュアルな意味を解説します。
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足がつる・痙攣する時のスピリチュアルな意味
足がつる症状に効果的な対処法をしても改善しない場合は、スピリチュアルメッセージの可能性があります。
こむら返りは筋肉が突然けいれんを起こし、強い痛みを伴います。しかし、血流促進やマッサージ、筋肉が収縮する方向とは反対側に伸ばすことで症状が収まるのです。
このことから、次のスピリチュアルメッセージをお告げしています。
・今まで気づいていたのに、気づいていないふりをしてきたこと。突っぱねたり、否認してきたことを認めて許してあげる時期が訪れている。
・物事が思うように進まず、イライラしている。猪突猛進してきたことに対して、いったん立ち止まり冷静になろう。
・今の暮らしの中に喜びや楽しみが見出せていますか。時間の使い方をもう一度考えてみましょう。
という気づきを促すための症状かも知れないのです。いずれも、目に見えないものが「自然な状態に戻してあげましょう」とメッセージを送ってくれていと考えられます。
右足がつる時のスピリチュアルメッセージ
スピリチュアルの観点では、体の右側は
・男性性
・リーダーシップ
・自己実現力
・社会性
などを示唆しています。
そのため、右足がこむら返りになった時のスピリチュアルメッセージは、仕事などの社会的な分野でリーダーシップを発揮すべき時が訪れているのに、新たな一歩を踏み出せない。
目の前に新たな段階が待っているのに、何か心に引っかかることがあって前に進むことを拒んでいる可能性があります。
このような時の心のもち方としては、人は誰でも変化を恐れるもの。しかし、失敗を怖がっていても仕方がない。やらずに後悔するよりは、まず行動を起こしてみよう。
と考えてみるとよいです。人は誰でも、失敗を繰り返しながら成長していく動物なのですから。
→右足の怪我・トラブルが示すスピリチュアルな意味・メッセージとは
左足がつる時のスピリチュアルメッセージ
続いて、左足がつる時のスピリチュアルメッセージについて紹介します。
左足がつる症状も、右足と同じように新たなスタートをすることに対して不安や恐れ、迷いがあると考えられます。
スピリチュアルの視点で体の左側とは
・女性性
・感情の豊かさ
・コミュニケーション能力
・愛情
などを暗示しているのです。
このことから、左足がこむら返りを起こした時のスピリチュアルメッセージは、家庭や職場などの人間関係の中で新しく何かを始動することをできずにいる状態と言えます。
ですから、現時点で何かを生みだす時期が訪れているから、恐れることなく思うままに進んでいく方がよいのです。
人は誰でも安定を好んでしまうので、変化を拒む傾向があります。しかし、生きていくことは挑戦と冒険の連続なのです。
→左足の怪我・トラブルのお告げとスピリチュアルメッセージを解説*
運動中に足がつる時のスピリチュアルメッセージ
一般的に運動中に足がつる原因として考えられるのは、運動前に軽いストレッチをしていない、または脱水の状態にあることが考えられます。
ですが、スピリチュアル的な見解では自分の体に負担がかかり、働きすぎの状態になっていることを指すのです。
日々の生活の中で運動習慣がない人が急に過激な運動をしたら、体が驚いてしまい対応できなくなってしまうでしょう?
このため、運動中のこむら返りのスピリチュアルメッセージは、現実を十分に理解したうえで正しい判断をしましょう、ということになります。
そのためには、理想や目標を実現可能なものに設定することが大切です。
夢を追う中で自分の中にも「こんな面があったんだ。今まで気づかずにいたな」と感じることがあるでしょう?
その「自分らしさ」の特性を活かしながら、進む道を切り開こうとする過程が一番重要なです。
真夜中に足がつる時のスピリチュアルメッセージ
スピリチュアルでは、太ももやふくらはぎが弱っている時は肝臓も弱っていると考えられます。
肝臓は糖やたんぱく質、脂質などの代謝や有害物質の解毒と分解、胆汁の生成と重要な役割を担っています。
そのため、肝臓の働きが弱まってしまうと体力が低下し食欲不振、倦怠感などが現れて風邪気味と同じように感じます、
したがって、真夜中に足がつる症状が現れた時は「頑張りすぎに注意してね」という伝言が込められているのです。
つい、頑張り過ぎてしまいがちな人は完璧主義、誠実、責任感が強いことがほとんどです。
頑張りすぎてしまう傾向がある人は自分に「肩の力を抜いて、やれることをやるだけで大丈夫だよ」といたわりの声をかけてあげることも忘れないでくださいね。
足がつる以外にもある、こむら返りの症状
こむら返りは、腓(こむら=ふくらはぎ)の筋肉が突然けいれんを起こすことで、強い痛みを感じる症状のことを指します。
症状が出現する部位として、ふくらはぎが一番多いので、この名称が定着したのです。他の表現として「足がつる」とも言われたりします。
しかし、ふくらはぎ以外にも太ももや足の裏、足の指の筋肉が傷み、けいれんを起こすこともあるのです。また、下半身だけでなく首、胸、肩、手の指がつることもあります。
こむら返りを起こしている筋肉は硬く収縮し、膨隆するのが分かります。こむら返りが起きている時間は、ほんの数秒~数分間です。これを過ぎれば、多くの場合は自然に症状が収まります。
こむら返りが起こることが多いのは、激しい運動をした後や睡眠中です。さらに、妊娠中や加齢によっても発症しやすくなります。
こむら返りになりやすい人の健康面での注意点
こむら返りは、健康な人でも経験することが多い症状です。そのため、1回起きただけなら、それほど心配することはありません。
足がつる症状が起きやすい人は、以下の8つに該当するか確認してみましょう。
・加齢による筋力が衰え
・妊娠後期(妊娠28~40週)
・冷えによる血行不良
・女性ホルモンの分泌量の減少
・脱水やミネラル不足によるもの
・過度のアルコール摂取
・激しい運動による筋肉疲労
・内服している薬による影響の可能性
など、生活習慣や健康上の問題が原因で足がつりやすくなると考えられています。
足がつる症状を何度も繰り返す場合は、何らかの病気が隠れていることも考えられるため、かかりつけ医や薬剤師に相談するか、早めに医療機関を受診してくださいね。
こむら返りの効果的な対処法
こむら返りを予防するには、次のような5つが挙げられます。
・ふくらはぎのマッサージやストレッチ
・湯船にゆっくり浸かって入浴する
・水分や塩分、ミネラルの補給
・運動前にはストレッチなどの準備運動をする
・ハイヒールを避ける
ここで、それぞれの対処法について解説します。
ふくらはぎのマッサージやストレッチ
こむら返りは冷えと深く関わっているので、冬に起こりやすいのです。血行を促して、ふくらはぎを温める意味でマッサージが有効です。
ストレッチは、つま先側を上げる動きをします。かかとに体の重心を置くと、ふくらはぎを伸ばすことができます。この動きを何回か繰り返すとよいです。
湯船にゆっくり浸かって入浴する
お風呂にゆっくり浸かると、心身ともに自然にくつろぐことができます。さらに、血液やリンパの流れがよくなることで体の冷えやコリも取れやすくなるのです。
水分や塩分、ミネラルの補給
脱水になると体内の水分だけでなく、電解質も減ってしまいます。私たちの体から水分が減ると血液量も減るので、血圧が下がります。
体内の水分量の減少に加えて、電解質も失われると全身の臓器を構成している細胞と細胞の外を流れている血液の間で、浸透圧の関係がうまくいかなくなってしまうのです。
この作用の大部分をナトリウムが担っているため、水分と塩分を補給することが大切なのです。
また、ミネラルは私たちの体にとって必要不可欠な栄養素の1つ。炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルの5つは五大栄養素といわれています。
運動前にはストレッチなどの準備運動をする
運動前にストレッチをすると筋肉が温かくなり、筋肉が張ってしまうのを防ぎやすくなるのです。基礎代謝も増すので、血行もよくなります。すると、摂取した栄養分が体にスムーズに吸収されやすくなるのです。
ハイヒールを避ける
ハイヒールを履いている時は、体の重心がつま先にかかります。この状態は、ふくらはぎの筋肉に継続的な緊張を与えていることになるのです。
そのため、ふくらはぎの筋肉が硬くなります。この状態が続くことで血管を圧迫し、冷えを招きやすくなるのです。
まとめ
人は、頭では分かっていても潜在意識の部分で、新たに始動することを拒みがちです。
しかし、失敗を恐れて何も行動を起こないのもよいとは言えません。
こむら返りの症状に隠されたメッセージに耳を傾け、心と体の調和を取りながら魂が教えてくれていることに気づくチャンスと考えてみるとよいでしょう。